京町町家

3棟でつくる街並み。陽の入り、風の流れ、視線をコントロールし、それぞれの住まいで心地よく過ごせるよう計画しています。屋根に平等に降り注ぐ太陽熱。それを活かしたOMソーラーで、冬は床からじんわり暖め、夏はお湯をつくります。開きすぎず、閉じすぎず―。それぞれの住まいが、うまく関わりあう街並みです。ウチとソトとを繋ぐウッドデッキは、心地よい第二のリビング。 緑で目隠し。3棟を中央に位置し、旗竿敷地に建つB棟は、引き込まれるような小径のアプローチが特徴的。南北に長い建物形状を利用して、中央の収納を中心とした回遊式動線をつくりました。ダイニングの収納は、細々としたものをサッとしまえて、重宝します。南側に隣家が近接するので、冬は吹抜けから光を採りいれています。夏は日射を遮蔽すること、また、必要に応じて容積をコントロールできる工夫が必須です。階段に引き戸を備えると、コールドドラフト対策と冷暖房効率向上に効果的。木々は、季節のうつろいや命の育みを教えてくれる。C棟のキッチン収納家具。天板はタモの積層材です。玄関収納。一部土間収納として、傘がかけられるようパイプを備えました。ユーティリティースペースとして、普段から活用される和室。夜。ぬくもりのある風景が、街にも安らぎを与える。